がん闘病の大島康徳氏、数値悪化も「慌てず騒がず」

大島康徳氏(2017年9月8日撮影)

プロ野球の元日本ハム監督で大腸がん闘病中の大島康徳氏(67)が、血液検査の結果、腫瘍マーカーや肝機能の数値が悪化傾向にあることを明かしたが、「慌てず騒がず行先を見失うことなく この先も顔を上げて歩いていきたいと思います」と前向きな思いをつづった。

大島氏は15日更新のブログで、先日受けた血液検査の結果について「腫瘍マーカーは、やはり緩やかな上昇が続いており 前回よりは少し上がり幅が大きめというところでした。肝機能はいつも通りやや高めの項目がありますが、こちらも今回はいつもよりやや高めというところでした。(肝機能は上がったり下がったりで上昇し続けてはいません)」と報告した。

検査結果について夫人からは心配されたというが、自身は最初にがんが見つかった際の「とんでもない数値」と比べて大幅に下がっていることや、体調も問題ないとして「今はまだバタバタすべき時ではないと思っています」と静観。「肝機能だってこれだけ強い薬の治療を受けているのだから多少高めにでることだってあるだろう。なんなら少し治療を休めば数値は下がるかもしれないだろう。くらいに思っています」とした。

自身の楽観的な考え方に「私のこのスタンスは変わりません。多分、この先もずっと。なるようになる なるようにしかならない どうしても!何とかしなければならないその時に直面したら その時に考えます」と大島氏。「私のこの、人様から見たらお気楽なスタンスはもしかしたら、医学的には、間違っているのかもしれません。でも、これが今の私の病気との向き合い方であり生き方なのです。慌てず騒がず行先を見失うことなく この先も顔を上げて歩いていきたいと思います」とつづった。