阿部サダヲ「ショーケンさんに最後たたかれた役者」

NHK大河ドラマ「いだてん」新キャスト発表で記念撮影する、前列左から薬師丸ひろ子、阿部サダヲ、麻生久美子、後列左から塚本晋也、リリー・フランキー、桐谷健太、加藤雅也(撮影・浅見桂子)

NHKは17日、都内で、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の第2部(6月30日スタート)から登場する新たな出演者発表会見を行った。発表されたのは、第2部の主役阿部サダヲ(49)が演じる新聞記者の田畑政治の上司や同僚のほか、実現しなかった1940年の東京五輪招致に関わる人々。

阿部は「今日初めてポスター見たんですけど、おしゃれデパートみたい。『いだてん』って書いてあるけど『伊勢丹』みたい。前半とは変わると思う。女性に対する暴言が多いので心配です」と笑った。

3月に亡くなった萩原健一さん(享年68)が二・二六で暗殺される、内閣総理大臣などを歴任した高橋是清を演じる。「(撮影の時は病気だとは)まさか気が付きませんでした。殴られるシーンがあるんですけど、ショーケンさんに最後にたたかれた役者になりました。すごく一生けんめい、楽しくやられていたのが印象的でした」と話した。