宮沢佐江「ドキドキ…」ピーターパンで芸能活動復帰

ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」で芸能活動復帰する宮沢佐江。後方は河西智美(撮影・大井義明)

吉柳咲良(15)が主演し、宮沢佐江(28)の芸能活動復帰作となるブロードウェイミュージカル「ピーターパン」(藤田俊太郎演出)の制作発表が4日、都内で行われた。

昨年7月末で芸能活動を休止していた宮沢は、2年前に同作で演じたタイガーリリー役で芸能活動復帰となる。復帰について聞かれ「そんなもう~、すいません」と照れながら、「1度立ったことのある舞台に戻って来られるというのは、すごく緊張をほぐしてくれる。戻って来れていることが、今、すごく、やっと、この日を迎えられて実感している」と話し「成長した姿を見せますというのは胸張って言えないんですけど、とにかく皆様についていって、この1年分、ためていたパワーというのを、ステージでたくさん発揮できたらいいな、と思います」と意欲を語った。

一昨年は、吉柳の主演1年目。宮沢は会見で「咲良は歌声を聞いていただけで、全然2年前と違う」と、時の経過に驚き、「ちょっとドキドキしてますが、すてきなキャストの皆様とすてきな思い出ができるように頑張ります」とあいさつ。ひときわ大きい拍手で、司会の軽部真一アナの「その衣装でタイガーリリーに戻りますね」という質問がかき消され、宮沢は「え?もう1度!聞こえませんでした」と会場の爆笑も誘った。

フック船長役のEXILE NESMITH(35)ウェンディ役の河西智美(27)ダーリング夫人役の入絵加奈子(50)ライザ役の久保田磨希(46)も登壇した。公演は7月21~28日が彩の国さいたま芸術劇場、8月2日~5日がカルッツ川崎。名古屋、大阪、富山公演も行われる。