マドンナ使用済み下着など出品差し止め裁判で敗訴

マドンナ(16年2月15日撮影)

米歌手マドンナ(60)が、元恋人のラップ歌手2パックから送られた手紙など私物22点の競売への出品差し止めを求めていた控訴審で敗訴した。私物は1981年から03年までマドンナと働いていた元友人でアートコンサルタントのダーレン・ルッツ氏が所有しているもので、使用済みのシルクの下着やヘアブラシ、2パックが刑務所からマドンナに宛てたラブレターなどが個人的なものが含まれている。

ルッツ氏は04年に私物の所有を巡ってマドンナと法的に和解しており、訴えは無効だと主張した18年の裁判で、ニューヨークの最高裁判所は時効成立と両者の和解で請求権が放棄されていることなどを理由にマドンナの訴えを棄却していた。今回の控訴裁判でもルッツ氏を正当な所有者として認め、所有物は同氏の自由にできるとの判断を下した。マドンナはこれらの私物をルッツ氏が所有していることは知らなかったなどと語っていたが、現時点で弁護士からコメントは出されていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子)