チョウ氏、香港抗議行動に「日本政府も意見言って」

文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」に生出演したアグネス・チョウ氏

2014年に香港で起きた民主化デモ「雨傘運動」のリーダーだった、香港民主化運動家のアグネス・チョウ氏(22)が13日、文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜午後3時半)に生出演した。

香港では現在、中国本土に容疑者を引き渡せるようにする、逃亡犯条例改正案をめぐる抗議行動が激しさを増している。チョウ氏は、斉藤一美キャスターから「改正案に反対する日本人にできることは何かありますか?」と聞かれると、「まずは、日本の皆さんも今、香港で起きていること、今回の改正案の問題、そして今、警察が使用している暴力、日本社会に対する影響も、例えばSNSとか、いろいろな場所で拡散できればと思います」と語った。

その上で、チョウ氏は「今回の改正案に対して、実は外国政府にも反対の声が結構あがっていまして、たとえばイギリス、ドイツ、アメリカ、カナダ、そしてEUまで反対の声がありましたけど、香港にも日本人や日本企業がたくさんありますので、日本政府もこれから、ちゃんと自分のはっきりとした意見を言っていただきたいと思っております」と日本政府に向けて、提言した。