杉原杏璃「夢実現するため」女子に株式投資のススメ

著書「株は夢をかなえる道具 女子のための株式入門」を手にする杉原杏璃

タレント杉原杏璃(37)が16日、都内で著書「株は夢をかなえる道具 女子のための株式投資入門」(祥伝社)の出版記念講演会を開いた。

“株ドル”として活躍してきた杉原は「プロの方が出した本ではない。私でも株式投資ができるんだよ、怖くない、簡単だよ、知識さえあれば大丈夫と伝えたい。知識もたまってきたので、女の子のために書きました。ファンの人に株の話をするのは初めてなので、誰でもできると伝えたい」と笑顔を見せた。

23歳の時に株式投資を始めた。「きっかけは仕事で食べられなくて、バイトもできないので、生活のためのお金を捻出するために始めました。30歳くらいになった時に、資産もたまるようになった。5年で1000万円とか言うけど、1カ月で換算すると、そんなにすごいことではない」と話した。

株式投資については「男性より、女性の方が向いてると思う。男性はどんぶり勘定になりがち。女性の方が売り抜けたり、家計簿を付けるようにできる。大きくドカンではなく、小さくもうけを確定させることができる。私は、経済が悪い時に小さく仕込むとか、マイルールを決めている。損することもあるので、あせらずゆっくりとやればと思います」と話した。

株式投資を金もうけの目的ではなく、夢を実現するために勧めている。「お金を増やすことがゴールではない。夢のため、パン屋さんをやりたいなど夢を実現するために、資産を増やす道具として株をやってください」。自身も株式投資で得た資金で、補整下着のブランドを立ち上げた。「私は補整下着の仕事をしたくて、投資しました。資産が増えれば、やれることも増えていく。日本で上場している会社は何千社もある。その中で選べばいい。最高は1日で100万円とか利益を生んだことがあるけど、いいことも悪いこともある。もうかった分は夢のために投資しています。補整下着の仕事は4年くらいになるけど、プロのサポートを得ながら、生地選びから。何十社も回って自分でやりました。今は中国に進出するために交渉しています」と話した。

昨年10月20日に結婚した、40代の音楽出版会社代表取締役の男性と、今月12日の誕生日に挙式した。「婚姻届を出すのが旦那さんの誕生日だったので、結婚式は私の誕生日にしてもらいました。ウエディングドレスは、お仕事で何度も着ていたけど、今までの人生でやっていないことがいいねと、白無垢(むく)を着たり、パーティーにこだわりました。パーティー会場の中に忍者、芸者、岡っ引きを呼んで、ゲストの人に遊んでもらった。戦国時代とかの歴史が好きなので、その時代にトリップしたように演出してくださいとお願いしました。子供は欲しい、努力はしたいですね」と話した。

広島出身で、プロ野球広島カープのファン。「ギリギリ首位で行けている。このまま優勝して、セ・リーグ優勝、日本一も行けると思う。注目は菊池(涼介)さん。素晴らしい守備を見せてくれている」と、名二塁手の名を挙げた。