鳥居みゆき「当たったんです!」宝塚記念の馬券披露

ファーストアルバム「魍魎奇譚(もうりょうきたん)」発売記念イベントを開催した魍魎ズ。中央は鳥居みゆき扮(ふん)するミーユキャット(撮影・遠藤尚子)

お笑いタレント、鳥居みゆき(38)らを中心に結成されたポップユニット「魍魎ズ(もうりょうず)」が23日、東京・ヴィレッジヴァンガード渋谷本店で、ファーストアルバム「魍魎奇譚(きたん)」発売記念イベントを開催した。

17年に上演した舞台「星になれると思ってた」から誕生。妖怪をテーマにした楽曲を制作する“妖怪ポップユニット”として活動する。

鳥居は猫の妖怪「ミーユキャット」に扮(ふん)し登場。活動開始から2年目にして初のCDリリースとなり「うれしいです!」と喜んだ。鳥居の後輩芸人、俳優、日本舞踊家などさまざまな分野から“妖怪”が集まった。鳥居は「いろんな人がいて、それがいい」と平等を掲げていたが、「ギャラは平等じゃないですけど」と打ち明け、メンバー全員から非難を浴びていた。

すでに2人が脱退しており「ちょっと性格に難ありだったので、きっちり言って成仏してもらいました」。メンバーは随時募集しているというが、「多数の人に手を出す“不倫妖怪”が気になります。バンドだからってコカインはやらせません」と世間を賑わす芸能ネタで言いたい放題。メンバーがこれまでのライブ活動を紹介する場面では「闇ですけど」とすかさず合いの手を入れ、会場の笑いを誘っていた。

また鳥居は、初のCD発売に加え「今日はもう1つの“記念”がありましたよね」と意味深に取材陣の注目を集めると、この日開催の宝塚記念の馬券を取り出してみせた。ミーユキャットのイメージカラーであるピンクの8枠で勝利したリスグラシューの馬券を買っていたようで、「当たったんです!すごくないですか!?」と大興奮だった。

この日、アルバムの収録曲から「三千世界の端の端で」を取材陣向けに披露した。