バービー、アキレス腱断裂「イッテQ」女芸人ロケで

バービー(2017年1月17日撮影)

日本テレビ系バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)のロケで、お笑いコンビ、フォーリンラブのバービー(35)が、左足アキレス腱(けん)断裂の負傷をしていたことを24日、同局が発表した。

同番組ではANZEN漫才みやぞん(34)が5月24日のインドロケで左足首を骨折したことに続く負傷者となった。

発表などによると、22日に宮城・松島町で行われた同番組「女芸人一芸合宿」のロケで、出演者が宴会場で持ちネタの演芸を披露する恒例企画の際、バービーは経験のあるコンテンポラリーダンスを披露。そのステップを踏んでいる際、左足に違和感を覚え、終了後、徐々に痛みを感じたという。

ただちに現地病院で診察を受け、左足アキレス腱の断裂と診断された。翌23日に東京に戻り、都内の病院で手術を受け成功。医師によると全治3カ月の見込み。バービーは入院中で、26日に退院予定。今後の仕事については、医師の指導に従い回復の具合をみながら、徐々に復帰していくという。

同局は「バービーさんをはじめ、関係者の方々、ご迷惑をおかけした皆様にお詫び申し上げます。ロケに際してはリハーサルも行い本番に臨みましたが、今後は番組制作において、より一層、安全対策に万全を期してまいります」と謝罪した。当該コーナーの放送については検討中、としている。

バービーは「どうしても踊りたいダンスがあり、沸き立つ思いを抑えきれず、魂の舞を披露した結果、アキレス腱を切ってしまいました。誰よりも美しく高く飛びたい!という気持ちが腱に無理をさせてしまったようです。アキレス腱断裂は誰にでも起きうるものらしいので、みなさまお気をつけください」と局を通じてコメント。「今は、お医者さんと相談しながら、早く復帰できるように養生します。ご心配をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません。これかも応援よろしくお願いします」と訴えた。

みやぞんは、5月のインドロケで木の板をジャンプ台に火の輪くぐりをした着地で左足首をひねり、診断の結果、左距骨(きょこつ)関節面から7ミリ程度の骨がかけていた。全治は2カ月の見込み。

今回はバービー自身が経験のあるダンスでの負傷。受難続きとはなったが、番組継続には影響ないという。