宇崎竜童(73)阿木燿子(74)夫妻が1日、都内で、岩谷時子賞授賞式に出席した。
同賞は音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上・発展に功労のあった人物、団体に授与される。今年が10回目。
2人は特別賞を受章。宇崎は「夫婦で同一の賞をいただくのは初めてなので、それだけでうれしいです」と話した。阿木氏は岩谷さんを「本当に大好きな作詞家の大先輩です」とし、「主人から初めてプレゼントされたのが越路吹雪さんレコードでした。私は音楽はラジオで聞いていたので、初めてのレコードが岩谷先生の作詞でした。なので、この道に導いてくれたのは岩谷先生だったんじゃないかと思っています」と振り返った。
宇崎は「ファンだというのを知っていたから」と切り出し、「まだ結婚を認めてもらえていなかったころだったので、これで認めてもらうように…」と照れながらエピソードを語った。阿木氏は「縁結びの神様です」とほほ笑んだ。
岩谷時子賞は坂東玉三郎(69)、奨励賞は昆夏美(28)、Foundation for Youthはチャイコフスキーコンクールピアノ部門で2位に輝いた藤田真央(20)が受賞した。
坂東は「20歳のころから岩谷先生とは大変親しくさせていただいていたので、こうして賞を頂くと思い出ひとしおです」とコメント。岩谷さんとの思い出は「もう長いこと知り合いだったので1つだけは難しいけど、73年に『春の鏡』というレコードを出して、僕の思いを詞にしてくださったのが最初の思い出です。その後舞台人として豊かに送れるようにと、たくさんの詞をもらいました」と振り返った。
受賞者はそれぞれパフォーマンスを披露したが、坂東は岩谷さん作詞で越路吹雪さんの名曲「人生は歌だけ」を歌い上げた。
プレゼンターは竹下景子(65)が務めた。