関ジャニ安田が舞台「忘れてもらえないの歌」で主演

舞台「忘れてもらえないの歌」に主演する安田章大(中央)

関ジャニ∞安田章大(34)が、舞台「忘れてもらえないの歌」(10月15日初日、東京・TBS赤坂ACTシアター)で主演することが7日、分かった。

脚本家の福原充則氏が書き下ろした新作で、戦後の荒れ果てた東京を舞台に、日本で初めてジャズが演奏された頃の若者たちの生き様や挫折を描く。安田が演じる主人公の滝野亘は、戦後の混乱を生き抜くため、進駐軍のクラブで演奏するジャズバンド「東京ワンダフルフライ」を結成し、全員米国人のお客たちを前にステージに立つ。

安田は作品について「つらくて厳しい現実を、苦いものを抱えながらも何とか生きていこうとする人たちを、笑いも入れながら描くところが好き。人は笑うことでまた頑張れる、生きていけるんだと思います」とコメントした。

17年2月上旬に髄膜腫で脳の良性の腫瘍摘出手術を受け、昨年4月には胸腰椎椎体骨折で全治3カ月のけがも負った。「病気やけがでたくさん心配や迷惑をかけたこともあって、どう生きたいのか、どう生きていくのかということをいろいろ考えました。そんな経験もいきてくるような気がします」と話した。