杏「偽装不倫」鐘子が博多旅行で…初回10・1%

女優杏(33)が出産を経て4年ぶりに主演する日本テレビ系連続ドラマ「偽装不倫」(水曜午後10時)の10日放送の第1話の平均視聴率が10・1%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。

杏演じる32歳の独身女性、濱鐘子が、婚活に別れを告げる旅行の機内で年下のイケメン伴野丈(宮沢氷魚)と出会い、思わず既婚と偽ったことから“偽装不倫”の恋に落ちるストーリー。鐘子の姉吉沢葉子を仲間由紀恵、その夫賢治を谷原章介、葉子と不倫関係になる年下の八神風太を瀬戸利樹が演じる。

第1話では、3年間の婚活で相手を見つけられなかった鐘子が、婚活に別れを告げる博多旅行に出かける。姉の葉子に借りて着ていたワンピースのポケットには、なぜか葉子の結婚指輪が。機内で指輪を落とし、丈に拾ってもらう。その際、「右手?左手?」と聞かれた鐘子はなぜか「左手」と答えてしまい、既婚者ということに。

それでも丈は鐘子を博多での食事に誘う。カメラマンの丈は夜景の中で鐘子を撮影し「僕と不倫しませんか?この旅の間だけでいいから」と誘う。鐘子は一瞬、独身であることを正直に告白しようとするが、恋愛への思いに負けて、キスしてしまう。そしてホテルの部屋で、一晩を共にしようとしたその時、丈の携帯電話に姉の灯里(MEGUMI)からの電話が鳴る。不在の間に鐘子は緊張をほぐすため日本酒を飲み、そのまま眠ってしまった。

ただ、翌日以降も、博多の町をデートする2人。一方東京では、葉子が賢治の夕食の誘いに接待とウソをつき、不倫相手の風太のところへ向かっていた。

博多の最後の夜、鐘子は丈に頼まれ、指輪を外し、関係を持つ、という内容だった。