吉本興業から19日、契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が20日、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)ともに、都内で、会見を開いた。
-今の思いは
宮迫 僕が引退をするのはしかるべきだと認識していますし、契約解除されたことに異論はない。でも、僕ができるのはこの30年間やってきて、僕がやってきたことでなにかできることがあると思うので、引退は考えていません。
-反社会勢力とのつながりは
宮迫 3年前ですが写真をとった記憶はあります。飲み屋でトイレから出てきたところを囲まれて撮った写真です。今はその店はなくなっているけど、同級生がその店長を捜してくれて、その方が証言してもいいと言ってくれてます。
-金銭授受は度々あったから忘れたのか
宮迫 自分の金銭感覚がおかしいから。後輩をたくさん集めて忘年会をしたりが好きで、常に相応の額を入れていたので、金額が増えたのか減ったのかが分かっていなかった。
-引退も会見もダメという会社側の理由は
宮迫 その時弁護士は「会見に成功はない。傷口を広げるだけ」と
田村亮 「会見ダメ」は納得できなかった。でも、僕のことを擁護してくれる人に対してうそをつくのがつらくて。弁護士が止めている理由が全く分からなかった。吉本は「ファミリー」を口にしますが、そうであれば僕らは子どもです。でも、子どもが正しいことをするのを止めるのは親ではない。それで不信感しかなくなった。背中を押して欲しかっただけです。会見した方がいいのはみんな思っていたのに。うそをついたのは僕のせい。だから僕の思いで、謝りたくて今回会見を開かせてもらいました。
-亮さんの処分は発表されていない
亮 僕は2日前、2時間後にQ&Aをやってくれと言われたのに行かなかったから契約解除だと理解しています。
-そもそも、なぜうそをついたのか
宮迫 それは紛れもない僕の保身です。僕の軽率さでした。
-まわりの芸人に対しては
宮迫 そこについては、取り返しの付かないことです。
-松本さんには連絡した
宮迫 お電話はさせていただきました。松本さんは、「全員がいくらもらったとか、細かいことを言った方がいい」と。そうですねと。恩義のある大事な先輩のアドバイスをちゃんと受け止められませんでした。すみません。謹慎発表後に、松本さんにもう1度うそをついていたと連絡した。松本さんは、休んでいる間に僕の出ている番組をノーギャラでも出てやると。最低なうそをついたやつのためにノーギャラと、優しい言葉をかけてくれました。申し訳ないです。
-入江さんがどんな形で誘ったのか
宮迫 入江君、亮君と3人で飲みの席で、結婚パーティーがあるので顔を出してもらえませんかと。行けたら行くわと返した。ギャラが出ますと。値段を聞くと50万と100万だと。亮君が大丈夫かと聞いたら、「僕のイベントについているスポンサーなので安心でしてください」と聞いて亮君は安心した。僕は酔っぱらっていたけど、それを聞いて行ったのが経緯です。
-結構あった話か
宮迫 僕は2回目。1回目は営業という形ではなくて、何度か共演した方の事務所をあげての誕生日パーティーに顔出した。
-こうすれば防げたというのは
宮迫 入江君主催だけどそこには吉本の社員もいて、スポンサーもいて、気付かずに派遣したのと構造的に変わっていないので、大きな会社ですら気付けなかったのであれば、一個人でするのは難しいと思います。