デーブ・スペクター「役に立たない」選挙特番に苦言

デーブ・スペクター(17年3月撮影)

テレビプロデューサーのデーブ・スペクターが、選挙の投票終了後に放送される選挙特番に苦言を呈した。

参院選の投開票が行われた21日、テレビ各局は投票締め切りの午後8時から選挙特番を放送した。各党の政策などを解説したが、選挙後に放送されることについて疑問の声は少なくない。

スペクターはツイッターで「前に言いましたが、選挙終わってから候補や政党や支援団体のことを特番で見せられてもどうしろと言うんですか?」と疑問を呈し、「遅いだろう!全く役に立たない。メディアが公職選挙法の改正を大優先にしないなら開票特番やめて全部アニメでいいです。オチはありません」と批判した。

脳科学者の茂木健一郎氏も、「池上無双といっても、投票締め切り後にやっても、日本の民主主義の成熟に貢献する程度はごくわずか。なぜ選挙期間中に池上無双をやらない? そうでないと、そもそもジャーナリズムとしての意味がないでしょう。頼むよ、メディア魂。今のままだと空振りだぜ。ホームラン打ってくれよ!」と訴えた。