吉本興業の岡本昭彦社長（52）が22日、都内で、宮迫博之（49）田村亮（47）らによる反社会勢力を相手にした闇営業問題に端を発した一連の騒動について、記者会見を開いた。

芸人ファーストについては、「事実関係が明らかになっていない状態での会見は芸人たちを傷つけてしまう」という思いと、「早く会見したいという彼らの意思の疎通ができなかった」とし、「結果的に傷つけてしまった」と謝罪した。

「全員がファミリーだと考えている」とし、「最高のパフォーマンスができる環境作りをしたい思いは変わらないが、そこが伝わらなかったのでは私の不徳の致すところ」とした。

また、「笑いをお客様に届けるのが芸人であり、彼らの才能を発揮できる環境にできなかったのは、真の芸人ファーストができていなかったことを心からおわび申し上げ上げます」と続けて、あらためて「もし2人が受け入れてもらえるなら、同じテーブルについて、彼らの思いに耳を傾け最善の解決策を1から考えたい」と涙ながら訴えた。