山本譲二が生涯歌手宣言「命ある限り頑張ります」

45周年記念曲「人は旅人」の発売記念イベントを行った山本譲二と作詞作曲した吉幾三(撮影・松本久)

演歌歌手山本譲二(69)が25日、都内でデビュー45周年記念のイベントを行った。

1974年(昭49)のこの日に「伊達春樹」の名前で「夜霧のあなた」で歌手デビューをした。「18歳の時に山口から東京に出てきて24歳でデビュー。7年たって『みちのくひとり旅』に出会うまでまったく売れなかった」と、歌手人生を振り返った。同作がミリオンヒットになってスターの仲間入りをしたが、それまでは苦労の連続だったという。

この日、45周年記念曲「人は旅人」を発売した。作詞作曲は36年の親交のある吉幾三(66)が手がけた。イベントではデュエットも披露して、集まった約200人のファンを楽しませた。カップリング曲も吉が作詞作曲した「MABU達」。吉は「2人の関係です。マブダチです」。

吉が「この人も僕もキーを下げてまで歌いたくない。あと10年は歌おう」と呼び掛けると、山本は「命ある限り頑張ります」。期限を決めることなく、生涯歌い続けることを誓った。