満島ひかり2年ぶりの舞台「言葉に霊感宿っている」

舞台「お気に召すまま」で演じる満島ひかり(左)と坂口健太郎(撮影・河田真司)

満島ひかり(33)主演の舞台「お気に召すまま」(30日~8月18日)の公開稽古が29日、東京・池袋の東京芸術劇場で行われた。シェークスピアの恋愛喜劇で、坂口健太郎、中嶋朋子、弟の満島真之介らが共演。

昨年は内定した舞台の降板騒動があった満島だが、今回が2年ぶりの舞台となる。ロザリンドを演じる満島は「これだけ長く愛され、たくさんの国で上演されている戯曲の言葉には、霊感が宿っているのを感じます。自分の内側からのエネルギーが、私たちを刺激している毎日です。劇中ではかなりあけすけに、性的なことや恋することが語られますが、見て聞いている方それぞれにもきっと、違ったどきどきがあると思います」と話せば、オーランド役の坂口も「性差を超えてさまざまな愛のカタチが描かれている作品。自分が持っている肉体を、性的に純粋に駆使しながら、オーランドとして生まれてくる感情を大切に演じます」。