女優上野樹里(33)主演のフジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9時)の第4話が5日、放送される。
万木朝顔(上野)は神奈川県にある興雲大学に勤める新米法医学者。ベテラン刑事の父・平(時任三郎)と平穏に2人で暮らしていた。そこに11年3月11日に東日本大震災に巻き込まれた、母の里子(石田ひかり)の姿はない。里子は東北の海沿いにある実家に帰省していて被災、遺体は見つかっていなかった。
上野は「お父さんとふたりの食卓のシーンで、台本を読んだ時には、リビングのダイニングテーブルなのかなと思ったんですけど、日本家屋でちゃぶ台なんです。そこにお母さんはいなくて、常にお母さんが生きていたときに座ってた位置を空けているんです。電車に乗ってもお母さんが座る位置が空いている。だから、まだふたりの中でお母さんの存在は全然消えてなくて、そういった細かいところを感じ取ってもらえるような食卓シーンになれば、いいなって思っています。あと監督の平野(眞)さんにも『監督は、このドラマで何を大事にされたいですか?』と聞いたら、『食べること。とにかく食べてもらうから。全部食べてもらうから』って。食べることは生きること。ご遺体に向き合う日々の中で、だからこそ食べるということを本当に大事にしたいということだったので、おなか空かせて取り組もうと思っています(笑い)」と話している。
第4話では、野毛山署管内のハイツで、若い女性の変死体が発見される。朝顔(上野)たちによる解剖の結果、女性は青酸カリウムによる中毒死と判明した。同じころ、東北を訪れていた平(時任)は、地元の主婦からボロボロになった腕時計を見せられる。それを見つけたのは平だった。その主婦は、見つけてくれた人にお礼を言いたくてずっと探していたのだという。そんな折、平の前に義父の浩之(柄本明)が現れる。
桑原(風間俊介)や森本(森本慎太郎)らは、死亡していた女性・松田千佳(本間彩子)の身辺捜査を進めると同時に、彼女が所有するパソコンの解析を依頼する。山倉(戸次重幸)は、ここ2カ月の間に全国で青酸カリによる自殺が3件も起きていることから、関連を調べるよう指示した。帰京後、捜査に加わった平は過去3件の自殺では、いずれもパソコンやスマートフォンのデータがすべて削除されていたことを知る。だが、千佳のパソコンにはデータが残っており、彼女が「おクスリ学院」というサイトを通じて青酸カリを入手していたことが判明する。千佳がやり取りをしていた同サイトの学院長なる人物は、服用する前にパソコン等のデータを初期化するよう勧めていた。平は、サイトの名前を公表して注意喚起をしようと山倉に提案する。だが、それがきっかけで、事件は予想外の急展開となり、朝顔が意識不明の重体で病院へ運ばれることに…。