三浦春馬「TWO WEEKS」ドナーが…5・4%

公園で若者たちに絡まれていた春川(柿澤勇人=左)を結城大地(三浦春馬)は助けた(C)カンテ

俳優三浦春馬(29)のフジテレビ系主演連続ドラマ「TWO WEEKS」(火曜午後9時)の6日放送の第4話の視聴率が5・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と7日、分かった。前回の6・4%より1・0ポイント下がった。

初回から8・4、5・9、6・4%だった。

関西地区は10・1%と前回の8・9%より1・2ポイント、アップして2ケタに乗った。

三浦が演じる結城大地は、8年前に殺人未遂容疑で捕まり、5年間服役した過去を持つ。人生に希望を持たず、毎日を刹那的に過ごしていた。ある日、結城が店長をしている質店に、かつて別れた元恋人の青柳すみれ(比嘉愛未)が現れる。結城との間に8歳になる娘のはな(稲垣来泉)を産んでいたこと、はなが白血病であることを告げられる。検査の結果、骨髄が適合して、結城は正式にドナーとなる。だが、その直後に、ある人物の策略によって、結城は殺人のぬれぎぬを着せられて逮捕されてしまう。はなへの移植手術は2週間後…。結城は警察のふいを突いて護送車から脱走する。

第4話では、8年前と同じように、柴崎コーポレーション社長の柴崎要(高嶋政伸)が自分に殺人の罪を着せたのだと確信した結城は、自らのぬれぎぬを晴らすために、殺された柏木愛(立花恵理)が持っていたデジカメを同居人の相良サトル(森永悠希)から回収しようと考える。しかし、待ち合わせ場所で目にしたのは、幼いころから兄弟のように育ったサトルの変わり果てた姿だった。

デジカメを探していた灰谷(磯村勇斗)がサトルを殺してデジカメを奪ったと考えた結城は、柴崎を追い詰めるための手だてを失い、途方に暮れる。そんな中、一夜を過ごした公園で、結城は若者たちに絡まれている春川(柿澤勇人)を助ける。住居を転々としながら生活をする春川の手助けを受けた結城は、はなのために何とか逃げ切ろうと、手術の日まで人目につかない離島に身を潜めようと考える。

そのころ、結城が8年前に結婚を考えていたことを知った検事の月島楓(芳根京子)は、婚約者だったすみれの存在にたどり着く。さらに、入院中の娘の年齢が8歳だと聞き、父親が刺殺された事件との因縁を感じた楓は、真実にたどり着けそうだと、自分の理解者である国会議員の久我早穂子(黒木瞳)に報告。しかし同じころ、柴崎もまた、すみれの居場所を突き止めていた。

一方、結城の身辺を調べていた警視庁桜田西署の刑事で、すみれの婚約者の有馬海忠(三浦貴大)は、結城に接触したという女性がすみれではないかと思い始める。そして、結城こそが、はなのドナーなのではないかと疑いを抱く。