森口博子感激…ガンダム曲がジャニーズに挟まれ2位

文化放送「Anison Days+」公開生放送に出演した森口博子(撮影・遠藤尚子)

歌手森口博子(51)が10日、東京・浜松町の文化放送で、レギュラーを務めるアニメソング番組「Anison Days+」(土曜午後6時)の公開生放送に出演した。

「Anison Days+」はBS11のアニソン番組「Anison Days」のライブ音源を放送しながら、ラジオオリジナルのコーナーを盛り込んだ、BS11と文化放送のコラボトーク番組。この日、同番組初となる公開生放送が行われた。

森口のデビュー日にあたる8月7日に、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのテーマ曲を森口がカバーしたアルバム「GUNDAM SONG COVERS」が発売されたことを記念し、ファンを招いての公開生放送が実現した。森口は「せっかくだから、このタイミングでお祝いしようと思いました」。

NHKで昨年放送された「発表!全ガンダム大投票」のアニメソング部門で、全361曲の中から森口のデビュー曲「水の星へ愛を込めて」が1位に選ばれた。アルバムには、この投票の上位10曲を収録する。発売後、オリコンのデイリーランキングで2位にランクインし「嵐とA.B.C-Zに挟まれてました。デビューして34年、こんなことが起こるんだ」と感激していた。CD店でも売り切れ続出といい、「棚がガラガラで、うれしいです」と大喜びした。

発売前には不安もあったが、ファンの声に後押しされた。「『今の声で歌って』という声が多かった。みんな思い入れがあるから、アレンジを変えたり、大人の声で入れることは決心がいるけど、『思い出修正を上回った』と言ってくれた。ファンと成長してきたんだなと思いました」。

また、エゴサーチは欠かさないと笑いながら明かし、「“ガンダムの女神”とつぶやいてくれていて、背筋が伸びる思いです」とあらためて感謝していた。ガンダムソングを10~50代にかけて歌い続けてきたが「60代、70代、80代でも歌いたい」と意欲を口にした。

取材陣に囲まれると、最近の芸能界の結婚ラッシュについてもコメントした。「ここが相変わらずさみしいです」と左手を掲げて苦笑いした。プライベートは変化がないというが、CDは大人気だ。「こんなこと(結婚)が起こったら邪魔です! 今が最高にたぎってる!」と仕事への意欲で充実感いっぱいの様子で、「“白馬の王子様は落馬した”と言ってきたけど、ガンダムが生涯のパートナーです」と言って笑った。