静岡発の霜降り明星冠番組が全国展開「夢かなった」

伊豆箱根鉄道三島駅前でロケをする霜降り明星のせいや(左)と粗品(右)。中央は静岡朝日テレビ宮崎玲衣アナ

人気お笑いコンビ、霜降り明星にとって初めての地上波冠番組、静岡朝日テレビ「霜降り明星のあてみなげ」(木曜深夜0時25分)が、15日放送終了後から全国で視聴可能な状態になると、14日、同局が発表した。広告付き無料キャッチアップ配信サービス「テレ朝キャッチアップ」、民放公式テレビポータル「TVer」「AbemaTV」「GYAO!」と計4つのプラットフォームで展開される。

同番組は、今、最も勢いのある2人がメインになることで、4月の開始前から静岡県外から「見たい」の声が広まり、現段階で東京MX、メ~テレなど、全国10局との番販契約が成立。静岡も含めて16都道府県で見られる状態だったが、4プラットフォームの配信決定で文字通り、番組が「全国展開」される形だ。

霜降り明星にとっても想定外の動きに、粗品は「早くも夢がかなったという感じですし、気合が入ります。今後、いい意味で引き締まっていない2人を見られるのが、『あてみなげ』なので、そういう良さも緩く楽しんでもらえたら」。せいやは「全国で配信されるっていうのは、すごいことですよね。2人でおなかを抱えて笑う瞬間が多いので、いい意味で緩い僕らを見てもらえるといううれしさがあります」と声を弾ませている。

配信第1弾となる15日の放送分は「伊豆箱根鉄道編」。静岡朝日テレビ入社3年目の宮崎玲衣アナウンサーもロケに参加しており、せいやは「宮崎アナの意外な特技は玉乗りでした。僕らとの初めての掛け合いもみどころです」。その上で、「『水曜どうでしょう』みたいな広がり方を『あてみなげ』がしてくれたらいいですよね。知る人ぞ知る名作になってくれたら。頑張ります」と意気込んだ。