ザ・ストラッツ、ボーカル歌詞覚えず初店舗ライブ

パワフルなボーカルを披露するルーク・スピラー

英・グラムロックバンド、ザ・ストラッツが15日、都内で、アルバム「ヤング&デンジャラス(ニュー・エディション)」発売記念イベントを行った。インストアライブは日本初。

同バンドは12年に結成、16年3月にデビュー。

来日は、17年8月のサマーソニック以来2年ぶり。ルーク・スピラー(ボーカル)アダム・スラック(ギター)ジェド・エリオット(ベース)ゲシン・デイヴィス(ドラム)の4人組。ルークはルックスに加えその伸びのある声から“フレディ・マーキュリーの再来”の呼び声が高い。

同アルバムは昨年発売のセカンドアルバムに新曲2曲を追加収録した新装版。インストアライブでは新録曲「ダンシング・イン・ザ・ストリート」ほか3曲をアコースティックで披露した。

サプライズでNetflikで配信中のアニメ「聖闘士星矢:Knights of the Zodiac」の主題歌「PEGASUS SEIYA」も演奏した。歌詞を覚えていなかったルークは途中メロディーラインだけをなぞる形となったが、300人のファンは大歓声だった。歌詞を覚えていないままに歌ったルークは「俺たちプロだろう!」と笑った。

同曲について「話をもらった時、とても光栄だった。日本ではどれだけ有名な作品か分かっているし、僕らがその一部になれるなんてクールだと思った。自分もアニメのファンだから、それに参加することには興味を持っていたし、レコーディングしていて楽しかったよ」と話した。

次のアルバムについて、現在6曲ができていることを明かした。だがルークは「あと16曲は作らないとアルバムにならない」と笑い、「11、12月はスタジオに入る予定」とした。ジェドは「いつになるかはハッキリ言えないけど、必ず届けます」と約束した。

明日16日、千葉・ZOZOマリンスタジアム、18日は大阪・舞洲SNOIC PARKで開催される「サマーソニック2019」に出演する。明日は午前11時からの出演だ。ジェドは「ルークのルールで午後6時前はライブをやらないんだけど、明日はみんなのために特別だよ!」とアピールした。