平松愛理「すごい覚悟」部屋とYシャツと私の続編に

新曲「部屋とYシャツと私~あれから」の発売記念イベントを行った平松愛理

歌手平松愛理(55)が28日、都内で、デビュー30周年記念シングルで、92年発売の「部屋とYシャツと私」の続編としてこの日リリースされた「部屋とYシャツと私~あれから」のPRイベントを行った。

平松は集まった約50人のファンを前に「やあ、続編を書いたのよ」と切り出すと「何周年となるたびに、原作のあの夫婦はどうなったのか続きが聴きたいと言われ、絶対に無理ですと言ってました」と紹介した。

その後、続編を書いた理由を「今回はいろんなきっかけがありました。結婚して30年近くたつと、いろんな物が変わります。子供が生まれ、抱える問題も増え、世相も電化製品も変わった。ちょうど、今、書く時なんじゃないかな。これ以上たって、35周年とか40周年とか、きっと書かないだろうなと思って。で、30周年にこれを書かないと、きっと、その先は無いという気持ち」と説明した。さらに「ものすごい覚悟して書きました。原作は2カ月かかりました。今回は6カ月以上かかりました」。A4サイズの紙をつなげて模造紙大にして歌詞を書いたとし「残したい歌詞があり、残しながらも新作を書くのはゼロから物を生むよりももっと大変でした」と語った。

最後は「何とか今日がやってきました。歌詞を聴いていただきたい。心を込めて歌います。結婚後、多くの月日を夫婦として重ねた女性の心情を書いた続編」と語ると、新曲「部屋とYシャツと私~あれから」を披露した。