嵐の櫻井翔「最初に実感できた人」ジャニー氏偲ぶ

ジャニー氏のお別れ会を終了し、心境を語る嵐。左から大野智、櫻井翔、松本潤、二宮和也、相葉雅紀(撮影・たえ見朱実)

<ジャニー喜多川氏お別れの会>◇4日◇東京ドーム

7月9日に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)のお別れ会が4日、東京ドームで執り行われ、多くの芸能界関係者が参列した。

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嵐の櫻井翔(37)はジャニーさんについて「見てくれている人は見てくれているんだと最初に実感できた人」と語った。

Jr.時代、当初はセンターポジションで歌うことはなかったというが「何かの曲でほめてもらったことがあって、その後から雑誌の取材をいただいたり、真ん中の方で歌わせてもらったり…。努力をしていれば誰かがみてくれていると実感できました」。逆に、学生時代は試験前に1カ月ほど活動を休んだときがあった時は「戻ってきたら端になっていたり。きちんと評価してくださるんだと感じました」と明かした。

東京ドームでのお別れの会開催に「マッチ(近藤真彦)さんの言葉にもありましたけど、野球が好きな方だったので、本人もうれしいのと驚いているのと、恥ずかしいからいいよって言っているのかな」と思いをはせた。

改めて、お別れの会を振り返り「99年6月くらいだったかな。下北沢で踏切を待っている時にジャニーさんから携帯に電話をもらって『YOU、バレーボールのイメージキャラクターやらない?』と言われて、ここに立っています。今日はそれを思い出しました。5月に美 少年のコンサートを見に行った時に何げなく会話したんですけど、コンサートの感想とかを。その最後に会った時の元気な姿を思い出しました」と話した。