「万引き家族」息子役の城桧吏20年夏公開映画主演

映画「都会(まち)のトム&ソーヤ」に主演する城桧吏

カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞した映画「万引き家族」で一家の息子役を演じた城桧吏(じょう・かいり、12)が映画「都会(まち)のトム&ソーヤ」(河合勇人監督、20年夏公開)に主演することが5日、分かった。

同映画は「小・中学生で知らない子はいない」といわれるほど子供たちに支持されている、作家・はやみねかおる氏の同名の推理小説が原作。“究極のゲーム”を作るため、さまざまな場所を舞台にデコボコ中学生コンビが推理と冒険を繰り広げていくストーリー。城は、どこにでもいそうな中学2年生だが、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つ主人公・内藤内人を演じる。城は「小学校時に図書室で借りて、読んだことがありました。初めて主演をさせていただくので、少し不安でドキドキですが、皆様の期待に応えられるように頑張ります」と意気込んでいる。