男女上位2人が20年東京五輪の代表に内定する「マラソン・グランドチャンピオンシップ（MGC）」が15日、都内で行われ、女子の生中継をしたNHKの副音声担当で、嵐の相葉雅紀（36）中村勘九郎（37）、元マラソン選手の増田明美さん（55）が出演した。

マラソン中継での詳細な取材とランナーのエピソードトークが話題となる増田さんは、今回もレース前からトークが爆発。「鈴木亜由子さんのご両親は今日、日本橋で3回応援して、神保町行ってゴール見るって言ってました」などと紹介した。

増田さんはさらに、スタート前の鈴木が通りかかると、突然「亜由子ちゃん、元気良くね！」と呼びかけてエール。恐縮した相葉が鈴木に「すいません」と謝り、増田さんに対して「集中してるから！」とたしなめたが、増田さんは「亜由子ちゃんはおばあちゃんの黒ニンニクをかならず食べるんですよ」とエピソードトークを継続。相葉は「こっちがビックリしちゃった」と苦笑いした。

その後始まった副音声では、増田さんは鈴木について「緊張してましたね」と回想。ただ勘九郎から「緊張してましたね、というか」と言われると、相葉も「増田さん、自由過ぎますよ。急に話しかけて」。杉浦友紀アナからも「結構大きな声で話しかけてました」と言われたが、増田さんは「千葉県人は自由なんです」と天然回答。杉浦アナから「周りの私たちがヒヤヒヤしてました」、工藤三郎アナからも「見ててびっくりしました」と総ツッコミを受けていた。

その後も増田さんは詳しすぎる解説を連発。TBSの中継する男子の映像が差し込まれた場面では、増田さんが設楽悠太に「独身なんですけど、どんなタイプの女性が好きですか」と取材し、「きれい好きで料理のうまい人」と返されたことを明かした。

さらに増田さんは「小原怜さんのことを大好きなのがブルゾン（ちえみ）さん。ブルゾンさんは陸上やっていて、小原怜さんに憧れていたんです。ブルゾンさんいつも応援してます。同じ岡山だから、学生時代は一緒の大会に出ていたって言ってました」。芸能ネタも飛び出し、相葉も「詳しい～」と感心。杉浦アナは「まさかMGCでブルゾンさんの話をするとは」と爆笑した。

結果、増田さんが直撃した鈴木は2位で、東京五輪出場権を獲得。増田さんは「亜由子ちゃん良かったねえ。2回目のマラソンで取っちゃうのがすごいでしょう」と喜ぶと、工藤アナも「レース前は一番緊張してましたよね」。相葉も「してました」と驚き交じりに振り返った。