浅川梨奈が写真集発売「萌えます」ビキニ&彼シャツ

最新写真集「Re:Birth」で“彼シャツ”姿に初挑戦している浅川梨奈

浅川梨奈(20)が、3冊目の写真集「Re:Birth」(講談社)を、今月26日に発売する。4月に20歳を迎え、大人と少女の顔が入り交じる中、今月6日から公開中の映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」(河合勇人監督)では、生徒会書記の藤原千花役を好演し、「原作のまま!」と評判だ。このほど、日刊スポーツのインタビューに応じた。

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20歳を記念した写真集は、7月にハワイで撮影した。砂浜でビキニという王道ショットをはじめ、男性用のシャツを羽織った“彼シャツ”姿に初挑戦した。

「彼シャツは、萌えますよね! 私も女の子の彼シャツ姿が大好きなんです。生まれたままのナチュラルなセクシーを感じていただけると思います」

大人な表情を見せたかと思えば、子供のようにアイスをほおばるカットもあるという。

「唇のアップとか、おしゃれなレイアウトもしていただきました。手のアップの写真は、ちょっと浮き出ている血管が見どころです。めっちゃ好きです(笑い)。バランスのいい写真集になっていると思いますし、大満足な1冊です」。

1月に、SUPER★GiRLSを卒業し、本格的に女優としての道を歩み始めた。出演する映画「かぐや様-」は、公開週末の観客動員数ランキングで1位(興行通信社調べ)と好調な滑り出し。King&Prince平野紫耀(22)演じる白銀御行、橋本環奈(20)演じる四宮かぐやらによる生徒会の中で、天然でムードメーカー的な役柄を見事に演じ、「原作そのまま!」と評判の声が上がっている。アニメ好きで、原作の大ファンだった。

「役作りは1カ月くらいかけました。せりふを録音しては聞き直して、テンポとか言い回しを研究しました。恐れ多いですが、『動きが完璧』とか『アニメから出てきたと思った』という声をいただいて、うれしいです」

少女漫画・アニメがとにかく大好き。これまで「honey」(18年)など、漫画原作の作品にも出演してきたが、演じられる喜びも実感している。

「私自身がアニメ好きなので、実写化される時のファンの気持ちも分かります。自分の好きな作品に出られるのはめちゃくちゃ幸せです。『センセイ君主』などの幸田もも子先生とプライベートで仲良くさせていただいているのですが、ぜひお仕事でもご一緒したいです」

アイドル、そして15年6月に「1000年に1度の童顔巨乳」という触れ込みでグラビアデビューし、知名度を上げてきた。

「グラビアは好きです。卒業とかそういう気持ちはないですし、機会があればやらせていただくのはこれからも変わらないです。グラビアをやってきたことで、自分がどういう表情をしているのかが分かります。(出演した映画)『黒い乙女』を見ていただいたスタッフさんから『ノーメークに近くても、どこを切り取っても不細工なシーンはなかった。女優さんに向いている証拠』とおっしゃっていただけて、もっと角度とか考えるようになりました」

今後は学園モノや、恋愛作品にも挑戦したいという。「かぐや様-」で共演した橋本や、「恋と嘘」(17年)で共演した森川葵(24)ら、同世代の活躍も刺激になっている。

「自分に持っていないものをみんなたくさん持っているので、1つ1つの現場でいろいろなことが勉強になります。今の自分の課題は、細かい演技スキル。あと少しこうすれば…という部分も、どうすればいいんだろうって勉強の日々です。自分の中の想像力も、もっとふくらませていきたいです。そして、どんな役にもはまる、カメレオンのような女優になりたいです」

女優としての高みを目指しながら、もっとも、理想の女性像は「家庭的な人」という。

「そうじ、洗濯はちゃんとして、1円でも安いスーパーに行って買い物をして、ポイントカードもためて…という感じの女性になりたい! 料理もするんですよ。現場のケータリングで出たもののレシピを聞いて、家で実践したり、特売品を買って作ったりしているんですよ。煮物も得意です」

そう目を輝かせながら語る姿が、20歳の浅川梨奈の現在地だ。【大友陽平】

◆浅川梨奈(あさかわ・なな)1999年(平11)4月3日、埼玉県生まれ。14年にSUPER★GiRLSに加入。15年6月に「1000年に1度の童顔巨乳」としてグラビアデビューし、16年から、その年の雑誌で最も表紙を飾った「カバーガール大賞」のコミック部門で3連覇。16年にドラマ、映画「咲-Saki-」など出演多数。趣味は漫画、アニメ、ゲーム、インドカレー店巡り。160センチ。