クレヨンしんちゃん&ドラえもん、土曜夕方に移行

テレビ朝日早河洋会長兼CEO(2018年6月11日撮影)

テレビ朝日の定例社長会見が24日、東京・六本木の同局で行われ、早河洋会長・CEO(75)が出席した。

10月から金曜7時のアニメ「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」を土曜に夕方に、「ミュージックステーション」を午後9時台に枠移動するなど、金曜ゴールデン帯の大幅改革を行う。早河会長は「週末に新風を吹き込んでくれると、楽しみにしている」と期待を込めた。

改革理由に金曜の視聴率の低下を挙げ「アニメは6、7%に落ち込んでいる。『ドラえもん』は1981年から始まって平均視聴率が14・7%、『クレヨンしんちゃん』は1992年から始まって平均視聴率が12・8%。長くやっていてこの数字なので、いい時は20%取っていた」とし、「この6、7%はタイムテーブルにとって大きな影響があるので、何とか脱却したいと。より見られる時間を探して、土曜の夕方に移行することにしました。移動については違和感がかなりあったと思いますが、視聴者の皆さん、特に子どもたちの期待を裏切らないよう努めていきたい」と話した。