上田慎一郎監督(35)の劇場長編映画第2弾「スペシャルアクターズ」(10月18日)ワールドプレミア試写会が25日、東京・丸の内ピカデリーで行われた。
席上に、製作費300万円のインディーズ映画ながら、興行収入31億円超と、18年の日本映画界を席巻した映画「カメラを止めるな!」に出演した真魚(28)しゅはまはるみ(45)どんぐり(59)が応援に駆け付けた。
真魚は「作品を見させていただいた。とても楽しい気持ちになる上田さんらしい作品。1人でも多くの方に届いて欲しいと思います」とエールを送った。しゅはまは「皆さん、本当におめでとうございます。私たちが、この景色を見るまで結構、時間をかけてきたので、ワールドプレミア試写会といって見ていただけるのが、すごくうらやましくもあり」と語った。
「カメ止め」は、18年6月23日に公開され、41日後の同8月3日に北海道から鹿児島まで全国124館に拡大公開されることが決まった。同日、TOHOシネマズ日比谷で上映された際、しゅはまらキャストは感激で涙を流した。そのことを踏まえ、しゅはまは、公開前から都内の大きな劇場でプレミア試写会が開かれたことの意味を「スペアク」のキャストに伝え「自分の経験を踏まえ、心の底から応援したい」とエールを送った。
どんぐりは「控室でキャストの皆さんが順番にメイクをされていて、ウワッと思った。私たちの時は、すっぴんで(舞台あいさつに)出たりしていた」と笑いながら振り返った。「カメ止め」は公開後、キャストが連日、手弁当で東京・新宿K’sシネマと池袋シネマ・ロサの舞台に立ち、部隊あいさつを続けた。メイクなどせず、劇中のTシャツを着て、汗をかき、時に涙を流しながらトークしていた。そのことを踏まえ、どんぐりは「すごい。ステップアップしたなぁ!」と驚きの声を上げた。しゅはまも「時間がないから、そのままでいいと言われた」と笑った。
その上で、どんぐりは「見たことのないような、夢のような景色を見せてもらった。この映画も色々な景色を見ていくんだろうと思う。『カメ止め』はツイッターで世界中に行った(広がった)ので『スペシャルアクターズ』も広がっていただきたい」と熱く語った。「カメ止め」は、手弁当で舞台あいさつを続けるキャスト、観客が手を取り合い、ツイッターなどのSNSで世界に拡散し、日本映画史に残るヒットを記録した。
その中で当時、無名だったキャストも飛躍し、真魚はワタナベエンターテインメント、しゅはまはエイベックス・マネジメントと大手芸能事務所入りを果たし、どんぐりも俳優道と向き合える事務所「映画24区」に、それぞれ所属が決まった。
現在はテレビ、映画で活躍している3人の“先輩”のエールを、壇上のキャスト陣は直立不動で、食い入るように耳を傾けた。上田監督も「(応援は)力強いですね」と感謝した。