初対面に新井被告の誤信通る可能性低い/弁護士見解

2回目の公判を終えて裁判所を出る新井浩文被告(撮影・丹羽敏通)

昨年7月に都内の自宅で、派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪で逮捕された俳優新井浩文(本名・朴慶培)被告(40)の第2回公判が26日、東京地裁(滝岡俊文裁判長)で開かれた。初公判で新井被告は「(当時)同意があったと思っていた」と無罪を主張しており、被告人質問が行われたこの日もあらためて「暴力や脅迫は一切していません」「女性が同意していたと私が誤信していた」と主張した。

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川崎つばさ法律事務所の川畑さやか弁護士 誤信があると認められれば、強制性交罪は成立しません。一般論として、(被害者の)抵抗が強くなかった場合は、誤信だと認められやすくなります。

一方で、親しい間柄だったなど、面識があった場合は(被告の)主張が通りやすくなるかと思いますが、今回のケースのように初対面の相手の場合、抵抗が弱かったからといっても合意があったと考えにくく、認められる可能性は低い。

また、女性従業員が事件後すぐに、関係者に相談するなど、行動を起こしていることも裁判所が判断する上で、重視される部分になるため、無罪へのハードルは高いのではないか。