ダニエル・クレイグ映画最新作撮了でお別れスピーチ

ダニエル・クレイグ

米人気スパイ映画「007」シリーズで6代目ジェームズ・ボンドを演じる英俳優ダニエル・クレイグ(51)が、シリーズ25作目となる最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の撮影を終え、12年間にわたって演じてきたボンドとお別れのスピーチを行った。大勢のスタッフに囲まれてボンドのシルエットが描かれた白い大きなケーキを前に「今すごく酔っぱらっているからあまり長くは話さないけど、これだけは伝えたい。この撮影は今までで一番だった」とスピーチする様子がツイッターで公開された。

この映像がどこで撮影されたものかは不明だが、クレイグが大勢のスタッフに囲まれて大きな拍手と歓声を受けていることから、イタリアで行われていた撮影がクランクアップした際の様子とみられている。「007 カジノ・ロワイアル」(06年)からボンドを演じてきたクレイグは、今作を最後に同シリーズから引退すると言われている。最新作は来年4月に公開予定。(ロサンゼルス=千歳香奈子)