ガリガリガリクソン、学生時代いじめ「自殺考えた」

ガリガリガリクソン(18年6月撮影)

お笑い芸人ガリガリガリクソン(33)が、中学・高校時代に自殺も考えたという教師らからのいじめを告白した。

ガリクソンは10日、ブログを更新。神戸市立東須磨小の20代男性教師が、先輩の同僚教師4人にいじめを受けたと訴えた問題に言及し、自分の経験を振り返った。

幼少の頃から明るく元気な子どもで、学校の成績も良かったため、中学受験をして受かった私立の中高一貫校に通い、陽気なキャラクターだったため、ほかの生徒や教師たちから“いじり”を受けるようになったが、次第にエスカレートしていき、いじめに発展していったという。

ある時、クラスメートが漫画を持ってきていたことが見つかった際、ガリクソンの持ち物だとうそをついたことで、教師から「椅子にロープでグルグル巻きに縛られて、お前が持ってきたんやろ!と延々と詰められました」と体罰を受けたことを明かした。

またある時には「家族で福岡に旅行に行った時に買ってもらった腕時計があるんですが、体育の時間に先生に預けたんです。授業が終わり、先生のところに取りにいくと、そんなもん預かってない、何を言っとるんや。窃盗ですよねもうw」といった出来事もあり、さらに同じ教師から「私が部活前にお弁当を食べているとね、その先生がホウキとちりとりを持ってきて、僕のお弁当の上でゴミをひっくりかえてきたんです。わざとですよwwwクソオヤジ。。。ほんま。。平然としてましたよ」といった仕打ちを受け、「周りもみんなみてたけど、特に誰も助けてくれない。これも親に相談しました。すると学校の先生が放った言葉は、『◯川先生はバレー部の名顧問ですよ?表彰もたくさんされてるんです。傷つけるんですか?』うちの家族は、田舎もんなんで、そんな酷い空気を持つ人たちと絡んだ事がないのでびっくりしてまた黙ってしまいました。まだまだこんな事が続きますが、そんなこんなで中学は地獄でしたよ」と振り返った。

高校でも生徒や教師たちからのいじめは続き、登校拒否をするようになったという。「今は本当に、感情というものを捨て去ったので何とも思いませんが、当時はもちろん自殺も考えましたし。何より、せっかく産んでくれたのにいじめられるなんて母親に申し訳なかったですよね。多分、いじめられてる人ってその感情があると思う。お母さんが悲しむ。実際、中高といろんな事がありましたが、結局、味方は家族だけでした。それ以外味方や好転する兆しもなかったし、どうしようもないので、早々と嫌気がさして、部屋にこもったんですよね。まあでも、ベストな判断だったと思います」という。

また「いじめられる側にも問題がある、とたまに議論になる。それは100%あり得ない。いじめるやつってのは、本当に中途半端に余裕のないやつ。どうせ、それなりの人生しか送らない。そんなやつのために悩むなら、自分の好きな事を極めなさい、自分の好きな事を学びなさい。やりたい事があるなら勉強よりそちらを優先すべきだと思う」と持論を展開し、いじめを受けている人たちに向け「友達は必要ない、仲間を探せ。死ぬなよ。さけべ。わめけ」とメッセージをつづった。

なお、自分の母校については「今回は私の学生生活の事を書きましたが、今の母校は素晴らしいと聞いていますし、当時もただ僕が合わなかっただけだと思うので、くれぐれも批判なきよう。在校生、卒業生も誇りをもって生きよう!」と付け加えた。