戸田恵梨香「スカーレット」開かずの間に20・3%

NHK連続テレビ小説「スカーレット」のヒロイン役が決まり会見を行う戸田恵梨香(撮影・江口和貴)

NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の16日に放送された第15回の平均視聴率が20・3%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出していた。

あらすじは、大久保のぶ子(三林京子)に信楽に帰るように言われた喜美子(戸田恵梨香)は、母のマツ(富田靖子)の手紙で励まされ、荒木荘の住人に草間道場での話に例えて訴えた。そして大久保に「働かせて下さい」と嘆願した。そしてどうにか働くことを受け入れられた。その後、ここ数日、姿を見せていない住人のことが話題になった。酒田圭介(溝端淳平)らの話だとその男は田中雄太郎(木本武宏)といい市役所勤めを辞めたということだった。すると庵堂ちや子(水野美紀)が、同世代の男性の遺体が見つかったニュースのことを話すと、喜美子は雄太郎がいる開かずの間に行き声をかけた。するとふすまが開き雄太郎が出てきたかと思われたが弟だと…。また次に出てきたのもその弟で3兄弟だと話した。それを見ていた酒田や庵堂は口をふさぎ笑いをこらえていた。雄太郎の芝居だと明かされた喜美子は大笑いした。そして翌日の朝早くから本格的に荒木荘で働き始めた、という内容だった。