谷龍介「また頑張ろうと」“復興”願い新曲でエール

デビュー15周年記念曲のPRのため来社する谷龍介(撮影・清水貴仁)

「良いことばかりじゃないけれど、老若男女、力を合わせて頑張ろう」-。

歌手の谷龍介(44)が17日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れ、2日にリリースされた「良いことばかりじゃないけれど」をPR。同曲を通じて、さまざまな人たちにエールを送りたいと意気込んでいる。

新曲は東海地方で展開するラーメンチェーンの会長が谷の曲にほれ込み、制作オファーがあったことがきっかけで実現した。歌詞の言葉は「前向き」「元気」をテーマに同チェーン店の従業員から集められ、爽やかで明るいテンポの一曲になっている。

去年は故郷広島で豪雨災害、最近も立て続けに台風が日本を襲い、多くの人が大変な生活を過ごしている。谷は「タイトル通り、人生は良いことばかりではない。それでもこの歌を通してまた頑張ろうという気持ちになってほしい」と歌で“復興”の気持ちを表した。

カップリングは「シャンパンナイト」。こちらは男女のラブゲームが題材で「女性を口説くような気持ちで歌い上げた」と新曲とはまたひと味違った魅力を見せている。

今後は関西でのコンサートも控えており「年齢や性別を問わず、いろいろな人に曲を聞いてほしい」と呼びかけた。