押切もえ英語本を初翻訳出版ナマケモノさん教えて~

押切もえ

押切もえ(39)が翻訳に初挑戦した書籍「たまには、やすんだら?-ナマケモノさんが教えてくれる世界一かわいいマインドフルネス-」(飛鳥新社)が24日に発売されることが17日、分かった。モデルだけでなく小説が山本周五郎賞にノミネート、絵画が二科展入選など活躍の場を広げる押切が新境地を開く。

原作は英語で書かれたもので、Ton Mak氏の「A SLOTH’s GUIDE TO MINDFULNESS」で世界8カ国で出版されているベストセラー作。「ナマケモノさん」というキャラクターが呼吸を整え頭をスッキリさせる瞑想(めいそう)法「マインドフルネス」を教えてくれるという内容。

押切は07~09年までNHKの語学番組「英語でしゃべらナイト」に出演するなど英語力には定評がある。押切は原書に「自分が言われたい言葉だったのかもしれない」と共感。「よい翻訳で多くの人に手に取ってもらえるように言葉遣いなど気をつけましたが、(翻訳で)葛藤した部分はあります」と、オリジナルの空気感を残しながらの翻訳に苦労したことも明かした。

作中のお気に入りの一文は「いつも充実していなくったって、いいんだよ。休んだっていいんだよ」だ。押切は「“リア充”って言葉ができてから、SNSで見せるための生活をしている人が多い。見せかけの充実にとらわれなくてよいっていうのが今に合っていると思う」と話した。

押切は16年にロッテ涌井秀章投手と結婚、18年に長男を出産し、子育てにも取り組んでいる。「こんなに育児に休みがないとは思いませんでした」と語るが、「時間のないママにも、ちょっとした時間に手に取ってもらって、リラックスしてもらいたいな」とアピールした。