戸田恵梨香「スカーレット」川原家に泥棒19・6%

NHK連続テレビ小説「スカーレット」のヒロイン役が決まり会見を行う戸田恵梨香(撮影・江口和貴)

NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の23日に放送された第21回の平均視聴率が19・6%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出していた。

あらすじは、喜美子(戸田恵梨香)は、自分の将来を見つめ直し、意地と誇りをかけて今の仕事を途中で投げ出してまで新聞社への転職はできない、本当にやりたい道に進むと、趣味で続けていた絵を描きながら決断したことを、ちや子(水野美紀)に話した。その頃、川原家では家の中が荒らされ大事にしていた喜美子からの仕送りのお金が盗まれていた。と同時に父の常治(北村一輝)が雇った若い兄弟がいなくなった。翌朝、喜美子の住む荒木荘に大阪から電話があり、家に泥棒が入られ警察が家に来ていることを信作から聞き、また直子からは常治がお金の前借りのために大阪に向かったことを知らされた、という内容だった。