ミキのツイートに京都市が100万円、PR明示せず

ミキの亜生(左)と昴生(2018年12月14日撮影)

京都市が昨年の京都国際映画祭をPRするために、吉本興業(当時はよしもとクリエティブ・エージェンシー)に所属する兄弟漫才コンビ、ミキにツイッターで発信してもらうため、計100万円を支払う契約をしていたことが28日、分かった。

兄の昴生(33)と弟の亜生(31)が京都国際映画祭について、それぞれ2回ずつ計4回ツイートしたが、広告PRである明示はなかった。

京都市は「若い世代に市政情報をなかなか届けられておらず、会員制交流サイト(SNS)を通じて伝える目的だった。金額についても妥当だと考えている」。吉本興業の広報担当者は「(公金の使い道については)市の事業なので判断する立場ではなく、金額は十分に見合うものだ」としている。

京都市によると、吉本興業所属の芸人で「京都市盛り上げ隊」をつくり、映画祭を中心に施策を発信する事業の委託契約を総額420万円で結んだ。イベント出演料のほか、京都市出身のミキのSNS発信が含まれていた。

京都国際映画祭は14年創設で、「京都国際映画祭実行委員会」が主催している。運営は吉本興業ホールディングスのグループ会社である「株式会社きょうのよしもと」が実行委員会から委託を受けてやっていた。イベントには吉本芸人が多く出席して、09年開始の「沖縄国際映画祭」と並ぶ“吉本の映画祭”として知られている。