浜辺美波「光栄すぎて緊張」名探偵コナン新作に出演

映画「名探偵コナン 緋色の弾丸」にゲスト声優として出演する浜辺美波は、コナンと決めポーズ

女優浜辺美波(19)が、人気アニメ映画シリーズの24作目となる最新作「名探偵コナン 緋色(ひいろ)の弾丸」(永岡智佳監督、4月17日公開)にゲスト声優として出演することが11日、分かった。幼少時からコナンの大ファンで、初対面も果たした。

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浜辺はコナン愛を熱く語った。「ずっとはまり続けています。鳥や豚の鳴き声とか、擬音でもいいから、いつか何かの役を演じさせていただけたらと思っていた」と話すほどだ。

当初、出演の話を聞いた時の気持ちはファンならではのもの。「いつかコナンのお仕事ができたらいいなという思いがずっとあった半面、ファンだからこそ邪魔をしたくないという思いがあった」と明かした。正式決定した時は「とてつもなくうれしくて、即座にお母さんに電話しました!」と振り返った。

決定に合わせ、浜辺は、作品のイメージに合わせた緋色(ひいろ)の部屋でコナンと初対面し、大はしゃぎした。

新作は、五輪をほうふつとさせる4年に1度の世界最大のスポーツ祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」が舞台。開会式に併せて開発された最高時速1000キロを誇る「真空超電導リニア」をめぐって大事件が発生する。

浜辺は、真空超電動リニアの客席担当の女性、石岡エリー役。「コナン君や他のキャラクターともお話ができそうなので今からドキドキしています。出演できるだけでなく人間の役をいただけて光栄すぎて緊張しています」。

演じる役の設定は25歳。元気で明るく、ぶりっこだが、抜けている一面もあるなど、多面的なキャラクターだ。今後のアフレコに向け、浜辺は「俳優と声優は全然違うお仕事なので分からないことばかりですが、とにかくあがらないように、イメージトレーニングだけはしっかりとやっています。本当にうれしい経験をさせていただけるので、できるだけ上ずらないように頑張ります」と意気込んでいる。

○…「名探偵コナン」シリーズにゲスト声優が出演するようになったのは、09年の「-漆黒の追跡者(チェイサー)」のDAIGOから。以降、桐谷美玲、柴咲コウ、福士蒼汰、栄倉奈々、天海祐希、吉岡里帆、上戸彩らが出演した。シリーズ最高興収93・7億円を記録した19年の前作「-紫紺の拳(フィスト)」には、山崎育三郎と河北麻友子が出演した。