セリーヌ・ディオン体調不良も新型コロナではなかった

映画「まぼろしの邪馬台国」 吉永小百合から映画で着用しなかった卑弥呼の衣装をプレゼントされ、衣装の前で取材に応じたセリーヌ・ディオン(2008年8月26日) 映画に楽曲を提供

歌手セリーヌ・ディオン(51)が、米国で予定されていた2公演を体調不良からキャンセルし、「検査の結果、新型コロナウイルスではありませんでした」と釈明する事態となった。

「カレッジ」と題した世界ツアーを慣行中のディオンは、ニューヨーク公演を終えた9日に風邪のような症状が出始めたことで、11日の米首都ワシントンDC公演と13日のペンシルベニア州ピッツバーグ公演を延期することをフェイスブックで発表。その中で、世界中で感染が拡大している状況を考慮してか、検査を受けたが新型コロナウイルスの感染はなかったと報告している。

ハリウッドでは新作映画の撮影のためにオーストラリアに滞在していた俳優トム・ハンクス夫妻が新型コロナウイルスに感染したことを公表した他、米プロバスケットボール(NBA)ユタ・ジャズに所属する選手が検査で陽性反応があったことが明らかになり、シーズンが中断されることも発表されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)