民放連会長、五輪中継へ「開催に向けて準備したい」

大久保好男氏

民放連の会長会見が19日、都内で行われ、大久保好男会長(69)が出席した。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京オリンピック(五輪)の開催については延期や中止論が持ち上がる。各局オリンピック中継を予定するが、大久保会長は「民放各社、内心不安を抱えながらではありますが、開催に向けて準備をしたい」と話した。国際オリンピック委員会(IOC)は予定通り開催する意向を示しており、「IOCの声明をよりどころに対応していく。現段階では、開催に向けて怠りなく準備を進めていく」。また「万が一、延期や中止となった場合は」との質問には、「仮定の質問にはお答えできません。具体的に言及できる段階ではない」と述べた。

番組制作への影響については「各社の事業に関わることなので、個別に説明はできない」としたが、無観客収録、海外ロケやイベント事業の中止など現実的な影響が出ており「経営面にも相当大きなものがあると思う」と危機感を示した。大久保会長は「放送事業者には正確な情報を伝える役割がある。国民が必要とする情報を届けるという使命を、各社果たしていく」と話した。