ロンブー亮、謹慎期間「静岡の人たちに励まされた」

静岡市内で行われたイベントスペースのオープニングセレモニーであいさつする、ロンドンブーツ1号2号の田村亮

闇営業問題の謹慎から1月上旬に復帰したお笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(48)が28日、静岡市葵区で行われたイベントスペースのオープニングセレモニーに出席した。

冒頭、「あの~、お久しぶりです」とあいさつし、来場者を笑わせた。謹慎前まで地元テレビ局の情報番組にレギュラー出演していたため、静岡によく来ていたことを振り返った。

番組のロケを通じて「静岡の人たちは僕を受け入れてくれた」とした一方で、「途中で、県の中部と西部、東部の確執に気づいた」と明かし、地元ネタで笑いをとった。謹慎期間中、精神的につらい時期があったことを明かし、「SNS(会員制交流サイト)で静岡の人たちに励まされた」と続けた。

静岡への思い入れがあり、今回の出演オファーに「絶対、俺が行く」と即決。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、マスク着用や消毒液設置、検温の防止対策で、セレモニー開催にこぎ着けた関係者と来場者に感謝した。その後、テープカットの音頭をとってオープンを祝い、サプライズでサイン色紙を3人にプレゼントした。

今回のイベントスペース「fuigo(ふいご)」を運営するのは、ホームページ制作会社「あんどぷらす」(本社・静岡市)。このスペースでイベントなどを市民グループと共催し、市街地を盛り上げていくという。【倉橋徹也】