児嶋一哉「仕事1人で…」渡部騒動10分40秒謝罪

アンジャッシュ渡部建(左)と児嶋一哉

アンジャッシュ児嶋一哉(47)が12日、女性スキャンダルが報じられ、10日に芸能活動自粛を発表した渡部建(47)がMCを務めるJ-WAVE「GOLD RUSH」(金曜午後4時半)に代役として出演し、謝罪した。

児嶋は「これからのことを、しゃべる状況じゃない。人間、そんなに簡単に変われると思っていない。心を入れ替えて、人の優しさが分かる人間にならないとダメ」と、まるで渡部に説諭するように語り続けた。そして「もし許されて、そういう場が与えられるとしたら…仮に復帰できなくて他の仕事をしても、絶対に仕事は他の人がやるもの。小手先に走らず人と触れ合える人間になって欲しい」と、渡部に心を入れ替え、やり直すよう訴えた。

また「ファンの方…アンジャッシュにそんなにファン、いるのかよっていうのもあるけど、昔『エンタ(の神様)』を見て笑った人、ちょっと好きな人を入れたら、そこそこいると思う。そういう方に迷惑をかけた」とファンに謝罪。「僕もそうだけど気分を害した人が相当いる。うちの渡部がご迷惑をかけて申し訳ありません」と謝罪の言葉を繰り返した。

児嶋はアンジャッシュとしての今後について「許してもらえるなら、仕事は1人で頑張っていこう。目の前の仕事をやらせていただくしかない。渡部の穴埋めもあるでしょうから、一生懸命やらせていただいて、使ってもらえるならやりたい」と、1人でアンジャッシュを支えていく考えを示した。

児嶋は高校時代の同級生だった渡部を誘う形で1993年(平5)にアンジャッシュを結成したことに触れ「(仕事が)なくなっちゃうかも知れない。アンジャッシュを始めて27年、知り合って30年…僕が誘ってやった。だから受け止めるしかない。改めて相方がご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と謝罪した。

児嶋の謝罪は番組開始から約10分40秒に及んだ。その後のコーナーは「気を取り直せるかな」と言いつつ、児嶋は努めて平静を装い番組を続けた。ゲストに「聞いていて感動しました。この回に出られて光栄です」と言われ、安堵(あんど)の息を漏らした。