松本幸四郎の歌舞伎生配信 劇場で見られぬ目線好評

松本幸四郎(2019年10月28日撮影)

松本幸四郎(47)が構成、演出、出演を手掛けるオンライン歌舞伎「図夢歌舞伎」の第2回が4日、生配信された。歌舞伎3大名作の1つである「仮名手本忠臣蔵」を新構成したもの。

この日は、塩冶判官切腹の場面「四段目」が上演され、長男市川染五郎(15)と共演した。

生の芝居と収録した芝居を組み合わせて構成されている。幸四郎演じる判官の最期に、同じく幸四郎演じる大星由良之助が駆け付け、画面上で共演する見どころがあった。カメラが役者にぎりぎりまで寄り、劇場では見られない目線が好評だった。

第3回は11日午前11時配信で、幸四郎、市川猿之助らが出演する。第4回(18日午前11時)第5回(25日同11時)まで予定されている。