乃木坂齋藤飛鳥「リモートで殺される」出演で新境地

ドラマ「リモートで殺される」で、屋上から転落死した女子高生、田村由美子を演じる齋藤飛鳥

乃木坂46齋藤飛鳥(21)が出演する日本テレビ系スペシャルドラマ「リモートで殺される」が、26日午後10時30分から放送される。

劇中では、高校時代に屋上から転落死した田村由美子を演じる。「みんなを翻弄(ほんろう)するような女の子。『ニコニコ』よりは『ニヤッ』とした笑顔を意識しました」と明かしている。

重要な役どころへの挑戦。「リング」などで知られる中田秀夫監督から指導を受けた。「中田監督らしい怖い映像や演出もあります。私も、出演時間の中でちゃんと印象を残せるように指導していただきました」と振り返った。「後は、ちょっとおませさんな発言をするシーンもあるんですけど、監督いわく由美子は優等生で、頭のいい子という設定なので、品は保つように心がけましたね」と説明している。

ドラマは、昨年4月から2期続けて放送されて大きな話題となった同局系「あなたの番です」も手がけた秋元康氏が、再び企画・原案を務めたミステリー。乃木坂46の総合プロデューサーも務める秋元氏からは「面白くなると思いますよ」と背中を押されたという齋藤は、「今の生活では身近になったリモートを使って、日常の中に非日常が混ざっている、新しいドキドキ感があると思います。期待に応えられるように頑張りました」と話した。

11年8月に乃木坂46に1期生として加入した齋藤は、既にグループではトップクラス人気を誇るエースだが、7月31日放送のTBS系「人気の秘密を考察! 売れっ子ちゃん」ではバラエティーMCに初挑戦するなど、ソロの仕事もさらに増加中だ。

小室哲哉氏(61)の音楽業復帰作となった乃木坂46の新曲「Route 246」でもセンターを務めており、9月25日には主演映画「映像研には手を出すな!」の公開も控えている。乃木坂46加入9周年を迎えるこの夏、「リモートで殺される」の出演も、さらなる飛躍のきっかけになりそうだ。