<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
世界初のダンスプロリーグ「D.LEAGUE」が発足し、12日に都内でプレスカンファレンスが行われた。
サッカーのJリーグ、バレーボールのVリーグ、バスケットボールのBリーグ、卓球のTリーグ、マージャンのMリーグなどさまざまなプロリーグが設立される中で、来年1月からはダンスの「Dリーグ」が始まる。
現在国内で、ダンス経験者は2000万人とも言われている。特に2012年からは、文科省が中学校の学習指導要領で「ダンス」を必修化。さらに、TikTokなどSNSで誰もが気軽に踊る時代になった。
今回、Dリーグで代表取締役CEOを務めるフルキャストホールディングスの平野岳史取締役会長も、自らダンスを楽しんでいる1人。「数年前、娘がダンスを始めたことをきっかけに、一緒に踊ってみようと始めた」といい「ダンスは動きも激しいですし、振り付けを覚えたりもして、アスリートなんだと感じました。ダンスというと、アンダーグラウンド的なイメージもかつてはありましたけど、学校教育に取り入れられてイメージも変わった。エンターテインメント性とスポーツ性があって、経済的に何とか支援できないかと考えてきました」とプロリーグ設立に尽力してきた。
同リーグでチーフクリエイティブアドバイザーを務めるEXILE HIRO(51)も会見では、終始感慨深げな表情を浮かべていた。これまでダンサーは、バックダンサーなど“裏方”的なポジションや役割のイメージもあった中で、自らもEXILEの一員としてダンサーを「パフォーマー」と称し、主役のポジションとして確立させた。早くからダンススクール(EXPG STUDIO)を設立するなど、育成にも注力してきた。
今回のプロ化を、エンターテインメントとして支えていくHIROは「かつてダンスすることに夢中になっていた時の自分が、Dリーグを見た時に何と思うだろうか…というくらい、夢のまた夢のようなプロジェクトだと思います。自分たちの頃は、どちらかというと、ダンスをするのは親からは止められる方でした。でも今はイメージも変わっています。このDリーグに出ることが、親孝行になるような場所にしたい」と意気込みつつ「長く継続できるように、世界に通用する日本発のエンターテインメントとして盛り上げていきたいです」と話した。
初年度は8つの企業(チーム)が参画し、年間王者の座を争う。プロリーグとしてどんな盛り上がりを見せ、そして広がりを見せていくのか。楽しみに追いかけていきたいと思う。【大友陽平】