松崎しげる6回目「黒フェス」ももクロら遠隔出演

「黒フェス2020~白黒歌合戦~」の公演前に取材に応じる、たいめいけん茂出木浩司シェフ(右)。左は松崎しげる(撮影・大友陽平)

歌手松崎しげる(70)が6日、東京・立川ステージガーデンで「黒フェス2020 白黒歌合戦」を開催した。

日焼け自慢で、肌がク(9)ロ(6)いの語呂から、この日が「松崎しげるの日」に制定されている。毎年、この日に合わせて行う恒例のフェスで、今回で6回目を迎えたが、今年は新型コロナウイルスの影響で、一時は開催も危ぶまれたが、松崎は「誰かが一歩進めていくことが大事。いろんなアーティストも賛同してくれた。持っている力を、安心安全の中でやろう」と開催を決めた。

リモートでパフォーマンスした河村隆一(50)ももいろクローバーZを含め、13組のアーティストが出演。座席の間隔を空け、客席後方を開放することができる同会場で、700人(2500人収容)が駆けつけた。

松崎にとっても、今年はデビュー50周年の記念イヤーでもある。「あのオヤジが頑張ってるんだからと、小さな背中を見せていければ」と、この日も代表曲「愛のメモリー」などをパワフルに披露した。

開催予定だったツアーが中止となり、この日が7カ月ぶりのステージというファンキー加藤(41)は「今イベントをやるのはリスクもあるけれど、松崎さんがある意味矢面に立ってやってくれることに、感謝しています。エンターテインメントの未来を少しでもお届けできたらと気合が入っています」。BOYS AND MENのリーダー水野勝(29)も「熱量のぶつかり合いを感じられたら」と話し、松崎も目を細めていた。