まんじゅう大帝国の竹内一希、初主演映画が公開

漫才コンビ、まんじゅう大帝国の竹内一希(26)が映画初主演する「実りゆく」が9日、公開初日を迎えた。

「実りゆく」はまんじゅう大帝国が所属する芸能事務所タイタンのマネジャー八木順一朗が企画・監督。18年の「第3回MI-CAN 未完成映画予告編映画大賞」で「堤幸彦賞」と「MI-CAN男優賞」を受賞した。同賞は予告編だけを制作して出品、映画化の権利が与えられた。

その後、竹内主演、八木監督の再タッグで、本編が長野県を舞台に撮影された。出演は相方の田中永真(27)や田中要次、三浦貴大、小野真弓、山本学など。さらに島田秀平や事務所の先輩の爆笑問題が本人役として特別出演している。

物語は長野県松川町に代々続くリンゴ農家の跡取りの実(竹内)が主人公。母の死後、父と2人で農園を切り盛りするが、実は、週末になると1人で東京に出向いてお笑いライブに出演していた。笑いの道に突き進むのか、農園を継ぐのか。決断を迫られる実と周囲の人々を描く青春映画。