玉木宏「極主夫道」極道が専業主夫に11・8%発進

玉木宏

玉木宏が主演の日本テレビ系連続ドラマ「極主夫道」(日曜午後10時30分)の11日放送の第1話視聴率(関東地区世帯)が11・8%だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。

ウェブ漫画サイト「くらげバンチ」に連載中の同名漫画が原作。極道から足を洗い、専業主夫の道を選んだ男の任きょうコメディー。玉木が演じるのは、裏社会に数々の伝説を残した元“最凶”極道・不死身の龍(たつ)。現在は結婚し、サングラスにダークスーツ、柴犬のキャラクターがプリントされたエプロン姿で日々、主夫業を行う。妻の美久役を川口春奈、龍の弟分の雅役を志尊淳がそれぞれ演じる。

竹中直人、白鳥玉季、滝藤賢一、橋本じゅん、田中道子、古川雄大らも出演する。

第1話で、極道から足を洗った龍は、妻の美久、娘の向日葵(白鳥玉季)と平穏に暮らすようになっていた。美久とは「二度と人ともめ事は起こさない」と固く約束して結婚した。龍は出勤する美久のために弁当を作り、掃除・洗濯・料理と、すべての家事をする“専業主夫”として、毎日忙しく過ごす。町内の婦人会にも参加し、“見た目は怖いが優しい人”として、主婦たちの中にすっかり溶け込んでいる。

一方、龍が所属していた天雀会は、危機に陥っていた。ライバルの大城山組が勢力を伸ばし、従わなければつぶすと天雀会にプレッシャーをかけてきたのだ。大城山組と争うにしても、今の天雀会の力では勝てそうになく、天雀会会長の江口(竹中直人)と、その妻・雲雀(稲森いずみ)は「龍がいてくれたら…」と嘆く。龍の元舎弟・雅は「組を守るためなら命も惜しくない!」と息巻く。

ある日、買い物を終えた龍がスーパーを出ると、雅が待っていた。雅は龍に天雀会の状況を打ち明け、組に戻ってほしいと懇願。しかし、龍は「俺は、専業主夫になったんや」と断る。

大城山組は天雀会のシマで幅を利かせるようになっていた。龍が向日葵の通う小学校の前で交通安全のおじさんをしていると、大城山組組長・大城山(橋本じゅん)と遭遇。大城山は「不死身の龍も落ちたもんだ」と、龍を挑発する。

龍は、江口から呼び出される。江口は、龍に大城山組の横暴を訴え、力を貸してほしいと頼む。

そんな中、天雀会と大城山組の緊張がさらに高まる、ある事件が起こる。恩義ある人たちが追い詰められていくのを目の当たりにした龍は、放っておけなくなった。