窪田正孝「エール」裕一が再び作曲し…18・8%

連続テレビ小説「エール」ヒロイン発表会見で笑顔を見せる窪田正孝と二階堂ふみ(2019年6月3日撮影)

NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の21日に放送された第93回の平均視聴率が18・8%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、劇作家の池田(北村有起哉)が裕一(窪田正孝)に、ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の音楽を依頼しにやって来た。裕一は自分にこだわる理由を聞くと、戦争の悲劇からの復活を描くドラマには裕一にしか書けないと説得された。そして池田から主題歌の詞を渡された。別れ際に苦しんでいる子供たちを励まして欲しいとお願いされた裕一は、その歌詞を見て心を動かされ、少しだけ書いてみることにした。しかし戦争の恐怖がぶり返し書けなかったが音の励ましで「とんがり帽子」という曲を書き上げた。そして裕一が音楽を担当したラジオドラマが始まり、戦争で傷ついた人の心に響き大ヒットした。