フラガールのアウリイ晴奈引退「12・27ラスト」

アウリイ晴奈

常磐興産が運営するスパリゾートハワイアンズで“フラガール”のキャプテンを務め、ソロダンサーとして活躍するアウリイ晴奈が12月27日のステージをもって引退することが22日、わかった。

アウリイは東日本大震災直後の11年4月に、47期生として同社が運営する常磐音楽舞踊学院に入学。

16年には“フラガール”(正式名称スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム)のサブキャプテンに就任。翌17年にはソロダンサーとキャプテンに就任した。

震災の影響による施設の休館などを経験し、ステージデビューは例年より約3カ月遅れたが、キャプテン就任後には全国の災害被災地への慰問キャラバンを実施。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う施設休館中には、約40人のメンバーをまとめつつ医療従事者への応援や感染予防の啓発活動など、ステージ内外で笑顔と元気を届ける活動をしてきた。

アウリイは「いつも応援していただきありがとうございます。このたび、12月27日をラストステージとして引退することとなりました」と報告。「デビューをしてから、多くの皆様に応援していただき、支えていただいたこの9年間はかけがえのない経験ができた、とても幸せな日々でした」と感謝のコメントを発表した。「残り2カ月…皆様との1日1日を大切に、胸に刻みながら過ごしていきます。なかなか思うように生活ができず、不安な気持ちが残る毎日ですが…また、皆様にお会いできることを心待ちにしております」とした。

12月27日のラストステージ後にはセレモニーが開催される予定だ。