21年1月23日公開のアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(庵野秀明総監督)のテーマソングが宇多田ヒカル(37)の新曲「One Last Kiss」に決定した。8日深夜0時に、制作するアニメ制作会社「カラー」や宇多田の公式サイトなどで発表された。「One Last Kiss」は、これまで「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」全作品に楽曲を提供してきた宇多田が、シリーズ完結編となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のテーマソングとして新たに書きおろした。
また、シリーズ完結を記念し、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」に提供してきた宇多田の関連楽曲の全てを1枚に収録したEPの発売も決定。CDと完全生産限定の30センチLP盤の2形態を21年1月27日に同時発売し、CDの初回仕様分は紙ジャケット仕様になるという。CDとLPのジャケットは「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で実際に使用される原画でデザインされており、CDジャケットは主人公シンジ、LPはレイがフィーチャーされたものとなった。
「One Last Kiss」は公開翌日の21年1月24日に先行配信(ダウンロード・サブスクリプション)され、iTunesでは9日からプリオーダーが開始される。
宇多田は過去、07年の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」に「Beautiful World」、09年の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」に「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」、12年の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」に「桜流し」をテーマソングとして提供している。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、当初今年6月27日に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて4月17日に公開の延期を発表。脚本も担当する庵野秀明総監督が公式サイトで直筆のコメントを発表。「今、現在も対応にあたられている医療従事者、その関係者様へも、感謝と敬意を表します。未曽有の事態により8年近くお待たせしている新作を更にお待たせする事となり、大変申し訳なく思います。世界中が大変な時ですが、不撓(ふとう)不屈の精神で、皆さんと共にがんばっていきます。よろしくお願いします」とつづった。
その後、10月16日に全国の劇場(一部劇場を除く)で特報3映像を公開した中で、新たな公開日が21年1月23日に決まったと発表。特報3映像は36秒で、主人公シンジのアップになった表情や、複数の戦闘機が飛び交う、戦闘とみられる躍動感のあるシーンで構成されている。